種割れナンパ

ヨウにとって俺はパン屋の客だから断るの悪いから今日会いに
きてくれるのか、メールしてくれるのかが知りたい。

だから早くに顔みて話してみたかった。


待ち合わせの時間に本屋にいるとヨウからメール・・


ヨウ「本屋つきました☆いらっしゃいますか？」

パン屋の制服姿のヨウしかしらないが
すぐに広い本屋でヨウを見つけた。

大体私服の雰囲気と髪型にメイク思ってた通り。

ベージュ系シャツにショートパンツにレギンス、ブーツ。
薄めなメイクにナチュラル系のセミロング。

細身小柄の１８歳でＬＶぎりぎり中の上。

タ
「やっぱ雰囲気違うね～。お疲れ様！仕事あとすぐこさせ
ちゃってごめんね。よくきてくれたね。もし時間一時間くらい
あるなら立ち話もあれだしカフェでもいけない？」

ヨ
「あまり時間ないかもなんですよ、連絡待ちで・・」

あまり俺への気持ちなさそうだなと思った。

タ
「おｋ！じゃすぐそこのマックでお茶でもだね＾＾」


そしてマックまで話しながら移動する。

今までナンパで知り合った女の子とは雰囲気や
俺のこと見る目線とかが違う感じする。

お嬢様育ちぽくて男なれはしてない感じで緊張してるのか少し
早口にアップテンポで話してくる。

パン屋で接客するときはもう少し大人っぽい仕草や
話方と見てたからギャップ感じる。

話の内容も普通の１８歳。
そう、まあ普通が一番なんだよね。

ナンパでゲットまでいくような１８歳１９歳たちの
ほうがずれてるんだよな。

新鮮☆
でも扱ういがわからない・・・

マック移動してからもなんだかんだ俺が軽く話しふれば
あとはヨウがずっと話してた。

１時間くらいしてヨウの家から電話きてお別れの時間なり
近くの自転車置き場まで夜道を一緒歩く。

今日一番いい時間だったなこの送る夜道。


アポったけど俺余計この子とどうなりたいかよくわからなくなった。

俺のイメージとはだいぶ違ってた・・・幼いんだよやっぱ・・。

しょうがないよね、お譲様育ちの高校あがったばかりの女の子
だもん。

だからって嫌いになったかっていうとそんなことはない。

ヨウが俺のことどう思ってるかは気になるし・・・

ヨウがどう思っているかはわからないでアポ終わった。

ただ嫌われてはいないかなと思えて少し安心した一日。


ただね・・・

俺ヨウのこと会うまでとても美化してたしすぎてて運命の人かと
思ってたくらいだから・・・・

少し心にぽっかりと穴が開いた気持ち・・・。

俺が悪いんだけどね。